旅行・地域

2021年4月16日 (金)

2021年 宇陀の桜

 今年の桜は、あっという間に咲いて、あっという間に散ってゆきました。

 恒例の宇陀の桜を今年も性懲りも無く記録用に掲載します。

 

<大宇陀 又兵衛桜> 2021年3月26日撮影

 去年は出店も完全に営業自粛でしたが、今年は店も出て少しは賑やかでした。

 角度を変えて見ると違った表情に見える又兵衛桜。人間と同じだなと思いました。

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<室生 西光寺 城之山桜>  2021年3月26日撮影

 若者のグループが桜を撮影していました。ここは室生寺に近いので、最近、観光客も訪れるようになったみたいです。

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<菟田野 水分桜>  2021年4月2日撮影

 今年はソメイヨシノも4月に入ると既に花吹雪状態でした。川面に花筏が浮かぶ景色も、また一興です。

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<宇陀川沿い 桜並木>  2021年4月2日撮影

 いつものサイクリングロード。こちらも風で舞い落ちた桜の花びらが川面に浮かんでいました。

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<榛原比布 桜並木>  2021年4月2日撮影

 古事記や日本書紀にも登場する伊那佐山の麓も、この時期は桜色が似合います。

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<榛原下井足 桜並木>  2021年4月2日撮影

 軽トラの轍に沿ってクロスバイクを走らせました。たまには舗装されていない土手の畦道を自転車で走るのも楽しいものです。

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 今年は本当に短い花見シーズンでした。来年こそコロナが収まっていて欲しいな。

 来年は賑やかな雰囲気の中で桜を愛でたいものです。

2021年4月11日 (日)

黄砂で曇る鳰の海

 3月某日、『琵琶湖の湖北に海津大崎という桜の名所があるらしいから行ってみたい』と妻がノタマウ。ノタマワれたからには我が家の慣習に従い、調べるのがワタシの役目。海津大崎の桜は例年なら4月中旬が見頃らしいのだが、今年の桜は全国的に早く、湖北でも満開が近づいている模様。丁度、有給休暇を取った結婚記念日の3月30日には満開見込みという情報もあり、前日から泊まりで行くか〜!

 花見船も色々な会社から出航しているみたいだが、ネットで確認するとほとんどが4月からの運行。せっかくなのでダメ元で花見船をやっている会社に確認の電話を入れてみた。1社目は『今年はコロナの影響でやっていない』との返事。そうか、そういう理由で中止している会社もあるんだ〜。これはキビシイな!と思いながらの2社目は意外に軽く『やっていますよ〜』との返事。やった〜、問い合わせてみるもんだ〜。

、、てな事で、急遽格安な湖畔の宿も予約して、滋賀へのドライブ小旅行が決定したのでした。🚗

 

<長浜 黒壁スクエア>

 初日のランチは滋賀県長浜市にある人気店「鳥喜多 本店」でいただきました。長浜はちょうど今から10年前の4月に大学のクラス同窓会で訪れた場所です。こちらはその時、地元在住の幹事さんに紹介してもらって、メンバーが交代で1時間以上並びランチしたお店です。相変わらずの人気で、この日も平日にも関わらず開店10分前には5〜6組が行列を作って入店待ちしていました。

 今回は開店前に並んだので店の前で待つ事約20分で入店。今回も前回美味しかった親子丼と鶏鍋を注文しました。

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 そうそう、この味。濃厚な玉子と鶏肉とツユとご飯とのバランスが黄金比で成り立っている感じ。旨味はあるのにしつこくないスープの鶏鍋は妻とシェアしました。幸せを届ける鶏に感謝です😊。やっぱり美味しかった〜。

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 食事の後はしばらく長浜市旧市街地を散策。北国街道沿いの黒壁ガラス館は2日前にリニューアルしたばかりのようで老若男女で賑わっていました。黒壁ガラス館ではガラス細工で出来たカラフルな置き時計が目に留まり購入。帰宅後に飾ってみるとワタシのデスク周りに彩りが増えた気がします😃。

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 黒壁スクエアでは黒壁プリンの店でソフトクリームを食べながらマッタリタイム。その後、長浜に住む妻のいとこの孫(←この子がまたカワイイ💓)に会うため親戚の家に立ち寄り、木之本町にある義理の祖母が眠るお墓参りを済ませて琵琶湖北岸に沿って高島市マキノ町の宿に向かいました。

 

<海津大崎>

 翌日、花見船で琵琶湖からの桜を見られるのですが、折角なので初日は車で花見を楽しもうと県道557号線を走りました。晴れ男のワタシ。この日も天気予報は晴れ☀️。しかし、なぜか空はドンヨリしています。そう、この日の西日本は黄砂の影響で雨雲がかかったような空になっていました。空は曇っていても桜は満開。4月になると県道の通行規制が行われるそうですが、この日はギリギリセーフで県道沿いの駐車場に車を停めてしばし、花見をしました。

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 う〜ん、桜は綺麗でしたが、やはり琵琶湖は黄砂で霞んでいました。翌日に期待しつつこの日は宿へ。

 

 そして翌朝、

 宿から見える琵琶湖と、宿近くの松林からの風景。。。

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 前日よりさらに霞んで、視界最悪でした😭。

 そして10時過ぎ、船会社の手違いで指定した場所に迎えが来ず、業を煮やして連絡を入れると違う場所に迎えに行っている事が判明💢。ゴタゴタした挙句、慌ただしくなんとか花見船の乗船に間に合いました。

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 よく言えば幻想的な風景です😅。まあ、雨に降られるよりマシかぁ〜。かろうじて桜並木を眺める初めての花見船を楽しむことができました。

花見船から少し動画も撮影しましたので、よろしければどうぞ。

https://youtu.be/EItfTwRFpME

 

しかし晴れ男も黄砂には勝てず!? このリベンジは地元の花見で果たす事になります。

恒例となった地元の桜は次回レポートします。👋

2021年3月21日 (日)

伊勢志摩の隠れ家でエネルギー注入 in ホテル槇之木

 コロナもようやく落ち着きはじめたかな?と思っていると、変異株(新しい型のウイルスに変質したわけではないので、巷で言われている「変異種」というのは誤りで「変異株」という表現が正しいらしい)が流行の兆し。

『様子見していたら、いつまでたっても旅行なんて行けない。親の病状も落ち着いているようだし、旅行でも行くか〜。』

という事で、思い立ったが吉日 (^-^)/ 。先週、伊勢志摩の「ホテル 槇之木」へ行ってきました。

 我が町 奈良県宇陀市から伊勢志摩方面へはいくつかルートがあるのですが、ワタシのお気に入りは国道166号で高見山を越えて行くルート。交通量も少なく、道路も比較的整備されているのでオススメです。沿道の道の駅「飯高駅」で温泉に浸かり、そのあと368号に入って勢和多気ICから伊勢自動車道で伊勢へ向かう事が多かったのですが、国道166号をそのまま走ると松阪市に抜けるようなので、今回は松阪→伊勢を経由して志摩大王へ行くことに。🚗

 


 

<洋食屋 牛銀>

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 松阪といえば、松阪牛。そんな松阪でも「和田金」と並んで名店とされるのが「牛銀」です。ランチは、そんな牛銀本店ですき焼き!と行きたいところでしたが、昼からそんな贅沢なものを食べてお腹がびっくりしてはイケナイ(ホントは予算の関係😅!?)ので、隣に店を構える姉妹店の「洋食屋 牛銀」へ。お昼前に着きましたが既に5組ほどが順番待ち。まあ、天気も良いし急ぐわけでもない旅なので気長に待つ事に。

順番待ちリストに記帳して待つ事約40分。ようやく入店。

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 ワタシは最近復活したというランチメニューのカツ定食をいただきました。旨味たっぷりの柔らかい牛カツに特製のデミグラスソースがマッチして、待った甲斐ありの美味しいランチでありました!

 

 松阪でお腹を満たした後は、国道23号を走って伊勢神宮の内宮へ。参道のおはらい町通りは春休みが始まったせいか学生らしき若者でごった返していましたが、内宮の域内は比較的人出も少なめでゆっくりと参拝することができました。いつものとおり赤福で善哉をいただき、猿田彦神社と佐瑠女神社にも参拝した後、志摩市大王町波切にあるホテル槇之木へ。

<ホテル 槇之木>

 旅行をする場合、目的となる観光地にあわせて宿泊先を決めることが常なので、宿で過ごすこと自体が旅の第一目的となる宿は少ないものです。ワタシがホテル槇之木に宿泊するのは、これで7〜8回目となりますが、こちらは旅の「第一目的」となる数少ない宿の一つです。

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 到着したのは17時頃。部屋から見える英虞湾の穏やかな景色は、いつ来ても心が癒されます。

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 18時 夕暮れ時。夕焼けに空が染まり始めた頃、とびきりのご馳走が待っている1Fのレストランへ。

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 食前酒から宴は始まります。今宵の前菜は烏賊とズッキーニのソテー。

 大ぶりの地元牡蠣の香草焼きでは皿の上で炎の演出がなされています。

 泡立てられたブロッコリーのスープは野菜の優しい味が追いかけてきます。

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 新鮮なお造り。伊勢海老をはじめとした地元の海の幸が満載です。

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 お待ちかね鮑のステーキです。バターの風味と柔らかい歯応えの食感がたまらない。(*≧∇≦)v

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 美味しいので、鮑の断面ショットもサービス(笑)。カットしてあるので、お箸でもいただけます。

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 和牛のソテー。美味しくて写真撮るの忘れてて、ひと切れ食べてからのショット😅。

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 肉料理前の口直しのソルベや、食後のコーヒー&ドルチェも手ぬかりなし。ぜ〜んぶ美味しいのです。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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 翌朝。朝の英虞湾は、これから1日始まるゾと、夕方とは表情を少し変えます。この日は、少し風が強かったのですが、いつもは穏やかな海です。

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 槇之木の朝食は和食です。和も洋もこんなに丁寧に美味しく作れるオーナーシェフは努力家で天才なんだとワタシは思う。

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 食後はテラスで恒例の記念撮影。潮風が心地よい。

 ホテル槇之木はオーナーシェフと奥さんの基本お二人で切り盛りされています。Gotoトラベルが突然停止となりこちらのお宿も例に漏れず、予約キャンセルが相次いで大変だったようです。コロナの影響で色々と苦労の絶えないホテル経営だと思うのですが、美味しい料理を創る寡黙なご主人と、明るく楽しい接客の奥さんのコンビネーションは健在でした。県道から狭い小路を分け行って佇むロケーションも相まって、とてもくつろげる隠れ家的なお宿です。なんとかコロナ禍を乗り切ってもらいたいなぁ〜と思いながら、宿をあとにしました。🚗

<あづり浜>

 2日目も天気が良かったので朝から志摩半島の南端をドライブ。なにやら綺麗なビーチがあったので車を停めてしばし休憩。

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「あづり浜」といって夏場は海水浴場になる遠浅の美しい海岸です。

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 この近くにある御座白浜海水浴場へは、子供が小さい時に海水浴によく連れて行ったので絶対近くを通っていたはずなのですが、当時は全く気づきませんでした。どうやら最近整備されて綺麗になったようです。太平洋の外海に面しているので水平線が綺麗に見えます。ドライブの小休止には絶好のロケーションでした。

 

<横山展望台>

 あづり浜でのんびり波の音を聞いた後、今度は上から英虞湾の景色を眺めるため横山展望台へ。

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 こちらも最近整備されて綺麗になりました。伊勢志摩観光の宣材写真の景色として使われたりするようになったので、平日の朝としてはそこそこ賑わっていました。

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 黄砂か花粉の影響かはわかりませんが、少し靄がかかっていました。でも、英虞湾を展望するにはここは外せない絶景ポイントです。

 


 

 という事で今回の小旅行も伊勢志摩を満喫することができて、ワタシのエネルギーも注入完了です。

 桜のシーズンも間もなくだ。また、4月から忙しくなる予感〜

2020年12月29日 (火)

2020年の旅納めは三重県紀北と菰野町

 コロナ禍で明け暮れた2020年も残すところあと僅か。国や地域ごとの大きな禍いは毎年どこかで起こるものですが、今回の禍いは地球全体で人類が一斉に巻き込まれた有史以来初めての大きなものだったような気がします。思えば、去年の年末に武漢で発生した頃は、対岸の火事のごとく我々には関係のない騒ぎだと思っていたけれど、今年の春先から「日常」が「常」ではなくなり始めました。4月〜5月の緊急事態宣言発令中は在宅勤務&一時帰休とワタシの生活も大きく変わりました。

 そんな制約の多い2020年でしたが、ワタシは感染防止に最大限配慮しながら、旅行だけは今年も大いに楽しみました。今年最後の投稿は、先日訪れた三重県の紀北〜菰野の旅レポをお届けします。

 


 

 三重県東部の伊勢志摩は宇陀から比較的近いこともありよく訪れるのですが、今回の旅はもう少し足をのばして紀北町で一泊することにしました。

<道の駅 飯高駅>

 まずは国道166号で高見山を超えて「道の駅 飯高駅」で♨️朝風呂♨️&ランチ。飯高駅は全国に道の駅ができる前から鉄道駅ではないのに「駅」を名乗っていたので「道の駅 飯高」ではなく「道の駅 飯高駅」となったようです。1000年以上も前にこの地方を統治していた飯高氏が都と地方を結ぶ交通・通信手段を維持するため駅制を敷いて「飯高駅」としたのが始まりで、その当時にちなんでこの地域特産品販売所を「飯高駅」としたそうです。なので、ここは『元祖 道の駅』といったところでしょうか。

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 飯高駅内には「いいたかの湯」という温泉施設があります。源泉は本格的な天然の炭酸泉で、午前中から地元の人達で賑わいます。こちらの温泉は「伊賀・大和・松阪 御湯印めぐり」対象温泉のひとつで、参加7湯を全て巡った温泉好きのワタシ達は満願特典として「いいたかの湯」に来年3月まで半額の330円で入浴できるのであります(銭湯より安い!!)。上の風景写真は11月に訪れた際に撮影したもので、今回はランチだけ写真に収めました。食事処も地元の食材をうまく使った美味しい味付けなのでオススメの道の駅です。

 

<瀧原宮(たきはらのみや)>

 今回、紀北で宿をとったものの道中に特にこれといった観光施設などが無いなぁと思いながら事前にGoogleMapを探したところ、目に留まった『皇大神宮別宮 瀧原宮』の文字。『皇大神宮』とはかの伊勢神宮内宮のこと。その別宮が内宮の敷地内に点在するのは知っていましたが、こんなに離れた場所にもある事は知りませんでした。と言う事で、宿に入る前に瀧原宮へ行く事にしました。

 

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 国道42号線沿いの「道の駅 奥伊勢木つつき舘」に車を駐めて(隣に参拝者用駐車場が有りますが、1時間以内であれば道の駅にも駐車可能でガラ空きだったので道の駅に駐車)少し歩くと参道への鳥居がが見えてきます。

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 鳥居をくぐれば杉の巨木が立ち並び、伊勢神宮の内宮と同様に『The 聖域』の雰囲気です。ただ、異なるのは人影がほとんど無いということ。人が少ない分、静寂に包まれており厳かな雰囲気が倍増されていました。内宮は横に五十鈴川が流れておりそちらで身を浄める御手洗場(みたらしば)が有名ですが、瀧原宮の横にも頓登川(とんどがわ)が流れていて御手洗場があります。頓登川は流れが穏やかで日光が射さなければ水が流れている事に気づかないほど透明で静かです。

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 御手洗場で手を浄めたあと更に少し参道を歩くと拝殿が見えてきます。こちらも伊勢神宮の本宮に準じて式年造替が行われるようで、殿舎の横は広い空間がぽっかりと空いていました。

 こちらには瀧原宮だけではなく同じく皇大神宮の別宮である瀧原竝宮(たきはらのならびのみや)も横に並んで鎮座しています。神道に詳しくないのでよく知らなかったのですが、神には災いを引き起こす荒々しい側面があり、それを『荒魂(あらみたま)』というそうで、天照大神の荒魂を祀っているのが瀧原竝宮であるとのことでした。上の写真の向かって右側が瀧原宮で左側が瀧原竝宮でそれぞれのお宮に魂が祭られてあります。
慣例に従って先に瀧原宮、続いて瀧原竝宮を参拝しました。

 

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 参拝後は車を駐めた「奥伊勢木つつき舘」に立ち寄ってお土産を購入。こちらは、その名の通り木材を使った工芸品などがたくさん販売されていました。十二支を形取った木彫りの起き上がり小法師が売られていたので、戌年の母と酉年の姉に各々買って帰りました。どちらも愛嬌があって倒そうとしてもクルンと起き上がる可愛いヤツです😃。

 

<ホテル季の座(ときのざ)>

 今回のお宿は「きほく千年温泉 ホテル季の座」でした。

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 こちらのホテルのツインルームはベランダの部分が露天風呂になっています。共同大浴場の露天風呂は眺望が海ですが、こちらは庭を眺めながらの入浴となります。泉質はナトリウム塩化物泉で大浴場と同じクセのない天然温泉が蛇口をひねると出てくるので、必要分を湯船に入れて入浴する仕組みです。ワタシは夕食後に月を眺めながらゆっくり入浴しました♨️。

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 コロナ禍の中、今やどちらの宿泊施設でも感染防止で色々と工夫されているようですが、こちらのホテルの食事の特徴はプリフィックススタイルです。『プリフィックススタイル』ってあまり聞き慣れない言葉ですが、一部選択肢のあるコース料理を指すスタイルのようです。夕食は魚介の舟盛りがその選択肢となっています。この日は伊勢海老、烏賊、真珠貝の3種類は最初に決められていて、その他数種類の中から予め選んだ2種類が盛られて出てきました。我々はカンパチと真鯛を選択。特にカンパチは適度に脂が乗っていてプリップリでとても美味しかったです。

 また、朝食は特産品の色々な種類の干物がバイキングで選べるようになっており、選んだ干物を各自が備長炭で炙りながら食べるようになっていました。サメやタチウオなど、あまり干物として食べたことのない魚もあり、炙りたての熱々の干物を美味しくいただきました。

 

<パラミタミュージアム>

 翌日は宿近くの道の駅で海産物を土産に買ったあと、紀勢自動車道〜伊勢自動車道〜東名阪自動車道を使って三重県を北上し菰野町にある「パラミタミュージアム」へ行きました。こちらのミュージアムは池田満寿男氏の陶彫を中心にした常設展と期間限定の企画展を両輪にして展覧会を開催されています。

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 12月〜1月の企画展は『フランス・モダン・ポスター展』と銘打って、ベル・エポックと呼ばれる時代(18世紀後半〜19世紀前半のパリ万博前後)にフランスで描かれたポスターが展示されていました。ある意味、最も華やかな時代だったであろう活気に満ちたパリの雰囲気が伝わってくる面白い展覧会でした。

フラッシュを使わなければ撮影OKとのことだったので、撮影した会場の様子と作品をいくつかご紹介します。

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展示されているポスターはロートレックによるキャバレーのポスターから作者不詳の商品広告のポスターまで多種多様です。

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 第一次世界大戦を境にしてアール・ヌーヴォーからアール・デコへとポスターのデザイン様式も変化してゆきます。それはパリジャンの美意識の変化でも有りました。広告を通してその時代の人々は何を見つめていたのか?、広告は芸術とどのように関わってきたのか? などなど、色々と思いを馳せることのできる興味深い企画展でありました。

 パラミタミュージアムで感性を刺激した後は、このブログで以前にも紹介したことのある大好きな片岡温泉アクアイグニスで入浴して帰路につきました。

 


 

 今年はコロナ禍で環境が大きく変わりました。それでもいろんなところに旅をしました。旅行関係者支援のGotoトラベルはいまだに賛否両論ありますが、旅行業に関わる皆さんにとっても、旅好きのワタシにとっても嬉しい施策でした。

 しかし、年末年始にかけて政府はGotoトラベル事業を一時停止の決定を下しました。ワタシも年明けに予定していた九州への旅行を止む無く政府の方針に従いキャンセルしました。旅行とコロナの因果関係の判断については疑問な点も多い。しかし、人の移動による感染リスクの拡大は無いとは言い切れません。理論上みんなが旅行先で徹底した感染防止策をとっていれば全く問題ないはずですが、それは不可能なのでしょう。

 今年訪れた各地の宿泊先や観光施設で働く人々と同様、先日の紀北のホテルでも外国人スタッフが笑顔で一生懸命に対応してくれました。

 旅先で人と触れ合う事が感染リスクになるという事実は悲しい事です。来年は今まで通り、気兼ねなく楽しい旅行ができる日が一日も早く訪れる事を願っています。

 

〜 今年も一年、このブログにお付き合いいただき有難うございました 〜

 

2020年11月16日 (月)

今年も紅葉が美しい季節になりました

 🍁秋も深まり紅葉が美しい季節になりました🍁

この秋、宇陀市内で撮影した紅葉の様子をダイジェストでお届けします。

 

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 宇陀市戒場という山奥の集落にある戒長寺は葉っぱにギンナンがなる珍しい「オハツキイチョウ」の巨木(奈良県指定 天然記念物)で知られています。境内はこの時期、イチョウの落葉に覆われて、金色に染まります。

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 オハツキイチョウの隣にある鐘楼門の銅鐘は十二神将(薬師如来を守るバサラなど12の従者)像が鋳出された、これも珍しいもので国の重要文化財に指定されています。

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 国の重要文化財だけど参拝者も撞けるようになっています。なんだか恐れ多くてワタシは撞けなかったけど、軽トラに乗ってやってきた地元のおじさんがゴーンと撞いて帰ってゆきました💦。ええ音やったな〜

 

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 国道のバイパス沿いに最近出来た公園です。どこが「都市」やねん、と突っ込みたくなるほどの田舎ですが、公園は広々として見晴らしが最高でした。

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 額井岳や室生湖が望めるとても良い所です。しかし、こんな所に景観の良い公園が出来た事を知らない地元民も多いようで人影はまばらです。PR不足かな?

 

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 こちらは大宇陀の道の駅の裏手すぐということもあって、観光客が多く訪れる紅葉の名所です。山門の紅葉は今年も美しかったです。

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宇陀川沿い サイクリングロード>

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いつものサイクリングロードからも秋の景色を楽しむ事ができました。

 

菟田野古市場「かえでの郷 ひらら」>

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 以前、このブログでも紹介したことのある「かえでの郷 ひらら」です。廃校になった小学校校舎の教室の窓から見える紅葉は、なんともノスタルジックでした。

 


 

 春も良いけど、秋もなかなか美しい我が町であります。😃

 

2020年10月 7日 (水)

紀伊半島の旅(3日目)

 紀伊半島の旅もいよいよ最終日。

 昨夜泊まったブランシェット南紀白浜のすぐ近くに「南紀とれとれ市場」があるので土産を買いに少し立ち寄ったのち、上富田ICから広川ICまで紀勢自動車道、阪和自動車道(湯浅御坊道路)を乗り継いで湯浅町へ。午前中は湯浅の古い町並みを散策しました。

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 和歌山県有田郡湯浅町は醤油の町です。元々、味噌作りが盛んで、金山寺味噌の製造過程からこの地で醤油醸造が始まったといわれています。ワタシ好みの旧い街並みが残るこの地区は、宇陀市大宇陀と同じ2006年に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に指定されています。平日で観光客もほとんどおらず、のんびり街並みを観て歩きました。

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 湯浅の有名な醤油蔵のひとつ「角長」は創業約180年の老舗です。職人蔵には昔から職人が使っていた醸造道具などが展示されていました。

 

<甚風呂(じんぶろ)>

 湯浅町の重伝建地区の一角に「甚風呂」があります。「甚風呂」は江戸時代から昭和の終わりにかけて「戎湯(えびすゆ)」として営業していた銭湯で、当時の面影をそのままに修繕工事が施され、今は歴史資料館として無料で開放されています。

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 入り口のある小路沿いの塀は、なんとも情緒があります。昭和の終わりまで営業をしていたということもあって、懐かしい調度品が結構そのまま残されていました。マッサージ機も当時のままです。

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 森光子や船越英二が座っていそうな番台😄。湯桶は金盥。古き佳き昭和がまだここにあります。

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 この辺りは昔、銭湯が多かったらしく浴槽も小さめ。ごく近所の人だけが毎日通う、生活の一部を担う銭湯といった感じです。

 青いタイルの方は水風呂だったのかな?

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 浴場横に続く経営者の住まいの母屋は展示室になっていて、昭和レトロな代物がたくさん展示してありました。

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 我々が訪れたのは、「後の雛まつり」というイベントが行われている期間で、甚風呂の展示室にも雛人形や吊るし雛が飾ってありました。

「後(のち)の雛」とは桃の節句に飾った雛人形を、半年後の重陽の節句で虫干しを兼ねて再び飾り、厄除などを願う習慣で、江戸時代に庶民の間で広がったといわれているそうです。湯浅町がこの「後の雛まつり」イベントを開催するのは今年が初めてで、今年2月に町内の病院で発生したコロナのクラスターに伴う風評被害(今は、全く問題ありません)で観光客激減の中、町民約12000人の健やかな生活を願って、吊るし雛12000体を全国各地から募ったのだそうです。応援の温かい気持ちが吊るし雛に込められていると思うと、より一層美しいものに思えます。

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 雛人形は甚風呂の他、北町ふれあいギャラリーという休憩施設などにも展示されていました。

 湯浅でノスタルジックな街並みを楽しんだ後は、最後の目的地「有田川町鉄道交流館」へ。

 

<有田川町鉄道交流館>

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 2002年に廃線となった旧有田鉄道の金屋口駅が鉄道公園として生まれ変わり、敷地内に有田川町鉄道交流館が併設されています。有田鉄道を利用した事はないものの、旧い車両を見ると懐かしさを感じます。土日は車両への乗車体験ができるので家族連れなどで賑わうようですが、この日は客は我々だけでした。鉄道マニアの方などから寄贈されたグッズの数々を眺めながら、幼い頃の思い出に浸る、還暦夫婦でありました。

 


 

 というわけで、Gotoキャンペーンを利用して巡った紀伊半島の旅。計画するときは、奈良も和歌山もよく行くから、目新しいスポットなんて少ないよな〜と思っていたのですが、いざ行ってみると魅力的なスポットがたくさん有りました。コロナの時代、しばらくはマイクロツーリズムを楽しみたいと思います。😊

 

2020年10月 5日 (月)

紀伊半島の旅(2日目 その2)

 紀伊半島の旅2日目、前回の続きです。

 那智勝浦から国道42号線を走って白浜へ。途中の紀伊田原から本州最南端の串本の辺りまでは海岸線に沿って走る、とても気持ちの良いドライブコースです。目の前に橋杭岩が見える「道の駅くしもと橋杭岩」で少し休憩しました。

<橋杭岩(はしぐいいわ)

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 国の天然記念物に指定されている橋杭岩はマグマの上昇と波の浸食によって出来たそうです。弘法大師が作ったとかいろいろな伝説がこの地には残っていますが、自然が創り出す不思議な景色は人の想像力をかきたてるようです。

 

 串本から国道を西へ進み、すさみ南から紀勢自動車道という高速道路の無料区間を利用して白浜へ。全部つながっているわけではありませんが、紀伊半島南部も高速道路の整備が進んで、ずいぶん行きやすくなりました。白浜はこのブログでお伝えした通り、先日アドベンチャーワールドなど観光を楽しんだばかりなので、今回は宿泊のみとしました。

 

<ブランシェット 南紀白浜>

 2日目のお宿は、娘が推薦してくれたリゾートヴィラ「ブランシェット 南紀白浜」を予約しました。

 夕刻、日が暮れる前になんとか到着。

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 こちらのお宿は全てが独立棟ヴィラタイプになっており、敷地内はおしゃれな異国の街並みといった感じです。

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 我々が泊まったのはツインベッドタイプのヴィラでした。内装もシンプルで機能的な清潔感漂うお部屋でした。

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 各棟に付いている浴室へは、白浜の源泉♨️からお湯が分配されており、循環濾過された温泉が24時間浴槽に注ぎ続けています。テラス側の扉を開ければ半露天風呂感も味わえるとのことでしたが、部屋の明かりに誘われて虫が入ってきても興醒めなので遠慮しておきました。

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 午後7時30分の予約で、夕食のためレストラン棟に向かいました。ライトアップした敷地内もなかなか素敵です。

Dinner

 レストランは朝夕ともビュッフェ形式。コロナの時期なので、席を離れて食べ物を取りに行く時はマスクと使い捨てのビニール手袋を着用厳守が徹底されていました。夕食はメインのステーキのみライブキッチンで焼き上げたものを必要なタイミングで各席にサーブしてくれて、あとは自分で好きなものを取りに行くというパターンです。ビュッフェ形式ですが味に手抜きは一切なしで、とてもおいしかったです😃。またアルコールはビール、日本酒、ワイン、焼酎、スコッチ 等、全て飲み放題なので、酒好きのワタシにとってはコスパ最高でした!

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 翌朝、前日より少し曇りがちではありましたが、清々しい朝を迎えました。

 最終日3日目の模様は、次回ご紹介します。

2020年10月 4日 (日)

紀伊半島の旅(2日目 その1)

 紀伊半島の旅2日目。まずは奈良県十津川村から国道168号線を走って和歌山県新宮市を目指しました。

 十津川村から新宮市への区間は、驚くほど道路が整備されていて快適な2車線道路が続きます。「熊野三山」と呼ばれる中で熊野本宮大社は以前訪問した事があるので、今回はスルー。2日目はまだ行ったことのない熊野速玉大社と那智大社を訪れる計画を立てていました。

 

<熊野速玉大社>

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 この日最初に訪れた熊野速玉大社は、ご覧の通り快晴。熊野速玉大神は別名イザナギノミコト。目にも鮮やかな朱塗りの拝殿や神殿にはイザナギノミコトを含め十二柱が祀られています。拝殿をひととおり参拝したあと境内の授与所へ。こちらの授与所には色々な種類のお守りが用意されており、ワタシは直霊守(なおひまもり)という心を正しく(!)保つお守りを授かりました。

 その授与所には「特別御朱印」と書かれた気になる御朱印がありました。「特別」という言葉に極めて弱いワタシ達。神職の方に尋ねると、今年は日本書紀編纂千三百年にあたり日本書紀には『熊野神邑(新宮の呼称)に到り、且に天の磐盾(神倉山)に登る』と記されている事から本年限定の特別御朱印を熊野速玉大社と神倉神社をセットで用意しているとの事。「本年限定」と聞けばこれも何かのご縁、迷いなく授けていただく事は我々の必然であります😇。

 『ところで神倉神社っていったい何??』(事前勉強不足💧)

 神倉神社は熊野速玉神社の元宮で、熊野の神々が降臨した元々の場所で、後に山麓に移されたのが今の熊野速玉大社とのこと。よってこちらを「新宮」と呼びそこから新宮市という地名になったのだとか。ナルホド。これは、神倉神社にも立ち寄らなければイケナイ。神職の方が丁寧に地図にマーカーまで引いて行き方を教えてくださったのでスケジュールを追加して神倉神社へ行くことに。

 

<神倉神社>


 熊野速玉神社から車で5分ほど走れば神倉神社の駐車場に着きます。駐車場は住宅街のはずれにありました。こんなところに日本書紀に載るような古い神社の元宮があるとは思えなかったのですが、少し歩くと神倉神社の入り口が見えてきました。

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 やはり元宮というだけあって橋の向こうは厳かな雰囲気が漂っています。

 そういえば『鳥居をくぐって20分ほど階段を上ったところに。。』と神職がおっしゃていたっけ。階段は奥かな???

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 ん!? 思ってたんと違う!!

 何?この石段? 傾斜45度以上あるんと違う?? 石段というより崖やん😵。

 スカートの妻は途中でギブアップ。結局、妻は引き返し石段下で待機し、538段の不規則に積まれた石段をワタシ一人でよじ登る事に。

 息を切らして登り続けると、途中から少し傾斜が緩やかになります。そして、ようやく御神体である巨岩の「ゴトビキ岩」に到着。

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 自然崇拝の原始的な信仰が熊野権現信仰の根本であることが、山の上にそそりたつ巨岩を見るとよくわかります。

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 「ゴトビキ岩」付近からの風景です。熊野灘が見渡せる絶景です。なんだかんだ言っても、結局『来てみて良かった〜』となるわけですなぁ。😃

 

 <まぐろ料理 竹原>

 神倉神社で参拝を済ませて、次は紀伊勝浦へ向かいました。南紀勝浦といえばマグロ。那智山に行く前に勝浦漁港近くの魚介料理の居酒屋「竹原」でランチしました。

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 炙りマグロと分厚く切った刺身のマグロ定食は絶品。特にトロの刺身は今まで食べたマグロの中で一番旨かったです。👍

 

<熊野那智大社>

 新鮮なマグロでお腹を満たした後は、那智山へ。後ほど訪れる飛龍神社の大鳥居を通り越して那智山観光センターで車を停め、そこから表参道を歩きます。周りには有料駐車場がたくさんあるのですが、那智山観光センターの大駐車場は繁忙期以外は無料で駐車できるようです。

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 熊野那智大社の表参道も石段ですが神倉神社の石段に比べれば「へのかっぱ」。エスカレーターを利用しているようなものです。(言い過ぎ??)

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 参道の石段は473段。神倉神社の石段に比べて100段ほど少ないだけですが、等間隔に石段が積まれているので疲れ方が全く違います。約10分ほど石段を登ると熊野那智大社に到着です。

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 熊野那智大社境内。秋晴れの青空に鳥居や社殿の朱色が映えます。

 

<那智の大滝>

 熊野那智大社に参拝した後は西国三十三所観音霊場 第一番札所である青岸渡寺を経て徒歩で那智の滝を目指しました。

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 青岸渡寺境内には那智の滝がきれいに見えるポイントがたくさんあります。

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 青岸渡寺の境内を過ぎるとまた山道。でも下りだから楽チンです。

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 そして那智滝を御神体として祀る飛瀧神社の大鳥居に到着。ここから飛瀧神社の参道の石段をまた登ります。二日目は、ほぼフィールドアスレチックでした💦。

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 そして、ようやく那智大滝へ。滝の一番近くにある「お滝拝所舞台」まで行くと、水しぶきが風で運ばれて迫力満点です。美しさ、迫力、神々しさが畏敬の念となり昔の人が信仰対象としたことが納得できます。特にこの日は、前々日の大雨の影響で水量が多く、晴天と相まって素晴らしい滝の姿を見ることができて感動しました。

 その時に撮影した動画はこちらです。流れては岩肌にぶつかり、しぶきになって更に流れて落ちてゆく豪快な滝の姿をご覧ください。

https://youtu.be/sDLMPlzJIpc

 


 

 2日目は色々立ち寄ったのでご紹介する内容が多く、今回はここまで。橋杭岩から白浜のホテルの様子は次回、お伝えします。

 

 

2020年10月 3日 (土)

紀伊半島の旅(1日目)

 政府が主導する「Gotoトラベル事業」とは別に、都道府県主導の観光キャンペーンが各地で行われています。奈良県では奈良県民を対象の観光キャンペーン「いまなら。キャンペーン」が行われました。半額以下で奈良県の宿に宿泊できるめったにないチャンスなので受付開始日にクーポンを購入。ついでに和歌山へも足を伸ばしてGotoキャンペーンを使ってもう一泊、2泊3日の紀伊半島ドライブの旅と相成りました。

 

今回の旅行スケジュールは以下の通りです

<1日目> 奈良県天川村 天河大辨財天社参拝 → 十津川村 玉置神社参拝 →  十津川温泉にて宿泊

<2日目> 和歌山県新宮市 熊野速玉神社参拝 →  新宮市 神倉神社参拝 

      →  那智勝浦町 熊野那智大社参拝 & 那智滝見学 →  串本町 橋杭岩見学 →  白浜にて宿泊

<3日目> 和歌山県湯浅町 伝統的建造物群保存地区散策 →  有田川町 鉄道交流館 見学

 

子供の頃、なぜ年寄りは温泉や神社仏閣巡りを好むのかなぁ?と疑問だったのですが、還暦になると理由も無くこうなるものだと分かりました😄。

 


 

 初日。宇陀から吉野川までは県道で出て、国道169号線を吉野川沿いに走り、途中から国道309号線を下って天川村へ。

 天川村は紀伊半島の真ん中あたりに位置し、山岳修験道で有名な大峰山を擁する山深い村です。

 

<天河大辨財天社>

国道309号から「すずかけの道」と呼ばれる県道53号を少し走ったところに、最初の目的地「天河大辨財天社」はあります。

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 こちらは芸能の神様としても有名で、多くの芸能人が参拝されているようです。実は我々がここに立ち寄ったのには理由があります。

 3年ほど前から妻はジャズヴォーカルスクールに通っています。彼女の幼い頃からの夢は歌手になってステージで唄う事。シロウトとしてではありますが、そんな彼女の夢が還暦の誕生日(今年10月下旬)にソロライブという形で初めて叶う事になりました。そのライブの成功祈願で天河辨財天社に立ち寄ったのでした。

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 芸能の神様だけあって、拝殿の横には神楽殿があり、こちらで神楽や能楽、音楽奉納などが行われるようです。来たるライブで心を込めてしっかり歌えますようお祈りした後は、1日目の宿がある十津川へ向かいました。

 

 「すずかけの道」をさらに西に進み国道168号線に合流すると十津川を目指して南に進みます。実は旅行の前々日に台風の影響でこのあたりに大雨が降り国道168号線は全面通行止めになっていたのですが、晴れ男パワーの全開で通行止めも解除され、徐々に晴れ間が広がる行楽日和になりました。😃

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 道の途中には弘法大師伝承の不動滝や熊野山地が一望できるビュースポットなど、ドライバーを飽きさせない絶景スポットが点在していました。そして、熊野三山の奥の院と呼ばれる玉置神社へ。

 

<玉置神社>

 この神社は『呼ばれた人しか辿り着けない』『邪心のある人はたどり着けない』などといわれています。さて、邪心満々のワタシは辿り着けるのか?? 恐怖と不安におののきながら対向車が来ない事を念じて細い山道を登り続けるワタシ(笑)。途中、カーナビが自車位置を失い、どこに向かっているのか、わからないというトラブルに巻き込まれながらも何とか無事、駐車場まで到着。
 思いのほか広い駐車場から、山道を歩いて玉置神社に向かいます。

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山伏が歩く道を、我が家の「山の神」も歩く。

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我が家の「山の神」が山之神にご挨拶のノチ、さらに歩く。。

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 山道周りは杉の古木、大木がいっぱい。神域のため、長年伐採されることもなく大きく育ったようです。最も大きい「大杉」は幹周りが10.5mと超巨大。樹齢1000年以上の杉があちらこちらに有りました。

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 駐車場から歩く事約30分。ようやく玉置神社の本社に到着。ワタシにお説教をするために神様が呼んでくれたようです😅。標高約1000m。この時期は山歩きでかいた汗も、心地よい風が乾かしてくれます。

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 拝殿横の「神代杉」は樹齢がなんと3000年! その神々しさは、なんというか、、ほぼ言葉にできません。。。

 

<十津川温泉 静響の宿 山水>

 玉置神社への参拝を終えて来た道を戻り、十津川と上湯川の分岐で上湯川に沿ってしばらく走ると1泊目お世話になった「静響の宿 山水」です。

 十津川温泉郷は全国で初めて「源泉掛け流し宣言」を行った事で有名です。郷内全ての温泉施設が源泉掛け流しとなっており、我々が泊まった「静響の宿 山水」も当然、源泉掛け流しでした。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。熱いと聞いていましたが、温度的にもちょうど良い加減の少し硫黄の香りのする温泉で、なによりも掛け流された源泉がドバドバ流れてくるのでなんとも贅沢な気分です。2つ有る貸し切り風呂も宿泊者は空いていれば予約なしで入浴する事ができます。大浴場からは上湯川の清流を望めます。ゆったりした気分で入浴ができました。♨️


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 宿泊した部屋は二人が泊まるには広すぎるくらいの変わった間取りでしたが、窓からテラスに出るとのんびり上湯川を眺めたりできるし、浴場が近いので、気軽にお風呂が楽しめて良かったです。

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 楽しみの夕食は熊野牛のしゃぶしゃぶとステーキのコース会席で、十津川産マスの刺身など地元食材をたくさんいただけました。

また、朝食は鮎の干物を中心にした「ザ・旅館の朝食」でした。やはり、地元の食材を使った料理をその地でいただくのは最高においしかったです。

 


 

 食前食後に十津川の温泉を堪能した翌日は和歌山県の新宮へ。その模様は、次回アップします。

2020年9月30日 (水)

蘇った佛隆寺の彼岸花

 宇陀市榛原赤埴の佛隆寺はこのブログで何度かご紹介した千年桜で有名な古刹です。このお寺は彼岸花でも有名で、実は10年前にこのブログで彼岸花についてもご紹介しています。ところが7年ほど前から鹿やイノシシに彼岸花の球根を食い荒らされて、2014年にはほぼ壊滅状態になりました。これで『佛隆寺の彼岸花はこれで、お・し・ま・い ・death😭』と思われましたが、翌年から獣除けの柵を設置して彼岸花の球根を植栽され始められました。

 翌年の2015年の9月のおわりにワタシが訪問した時の写真がこちらです。

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 球根を植栽されたとはいえ、ところどころに咲いているだけで、彼岸花の名所とは程遠い状態でした😧。

 しかし、その後、宇陀市が「佛隆寺彼岸花再生プロジェクト」を立ち上げて県民からの彼岸花の球根寄贈を募集して、地元の方やボランティアの皆さんが協力して大規模な植栽をされました。

 あれから5年、本日、2020年9月30日の状況はこちらです。

 

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👏苦労して毎年増やされていたのでしょう。

 まさに名所として復活!! 素晴らしい景観が見事に蘇りました👏。

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 今年はコロナの影響で観光客もまばらですが、来年もしコロナが落ち着けば秋の彼岸花のシーズンにも蘇った佛隆寺を是非、観に来てもらいたいものです。🤗

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 ところで、今週、またまたGotoキャンペーンを利用して2泊3日で紀伊半島への小旅行を楽しんできました。感動が薄れないうちに近々、旅レポをお届けします!!

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