文化・芸術

2021年5月 1日 (土)

花の御寺で牡丹を愛でる(奈良県桜井市 長谷寺)

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 今年は桜のシーズンがあっという間に終わってしまいました。しかし大和路の花は、これからがいよいよ本番です。

 今日は四季を通じて境内を美しい花が彩り、別名「花の御寺(はなのみてら)」と呼ばれている真言宗豊山派総本山の長谷寺をご紹介します。

 長谷寺はワタシの住む宇陀市のお隣に位置する桜井市にありますので、自宅から車で10分ほど走れば到着します。このお寺は4月から5月にかけて境内に咲く美しい牡丹が評判なのですが、ワタシはいつも出遅れてしまい盛りを過ぎた干からびた牡丹しかみる事がありませんでした。でも、今年は週休4日を最大限活用し、晴れた平日/開門すぐの時間を狙って行って、丁度見頃の牡丹の花を拝む事ができました。

(撮影 2021年4月26日AM)

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 長谷寺といえば国の重要文化財に指定されている「登廊(のぼりろう)」が有名です。この時期は登廊の両脇にも牡丹の鉢花が飾られていて、参拝者の目を楽しませてくれました。

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 そして登廊の横に設られた花壇でも、色とりどりの牡丹が華麗な花をつけていました。

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 399段の登廊は、そのまま鐘楼に繋がっており、国宝に指定されている本堂へと続きます。本堂にも牡丹の鉢花が飾られており、いつもの厳粛な感じとは一味違って華麗な趣でした。訪れた4月後半は、本尊の十一面観世音菩薩立像の特別拝観期間にあたり、身の丈が12メートルもある観世音菩薩の御足に触れて「ご縁」を結べるとの事で、夫婦ともどもご縁を頂きに参拝。
(堂内は撮影NGなので詳しくは寺のWebPageをご覧ください。こんな事をやってきました。)
500年近く前に作られた仏像に触れるというのは、あまりできない貴重な経験だと思います。

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 本堂参拝の後は、広い境内を花を愛でながら散策。朝一番なので人もまばらで、気持ちよかったです。牡丹以外にも大手毬や山吹など境内にはいろいろな種類の花が咲いており、目を楽しませてくれました。

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 そして、同じく特別拝観期間の本坊大講堂へ。総檜造の本坊は大正時代に再建されたもので、荘厳な近代和風建築です。

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 大講堂内部は一部を除いて撮影OKでした。廊下には長谷寺縁起絵巻が展示されていました。長い廊下を1往復半して絵巻を全巻閲覧できるようになっています。絵の説明が随所にコメントとして挿入されており、なかなかユーモラスで親しみやすい😃。混み合う前に行ったので、じっくりと鑑賞できました。

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 久々に訪れた長谷寺。色とりどりの豪華な花々を見て、牡丹の美しさを再認識した60おとこでありました。☺️

 

2015年11月 3日 (火)

「はならぁと2015」@今井町で芸術の秋を楽しむ

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先週ご紹介した「奈良/町家の芸術祭 はならぁと2015」は、宇陀松山だけでなく奈良県内で3ヶ所ある「重要伝統的建造物群保存地区」の全てが開催エリアとなっています。
先日、奈良の橿原市今井町会場に行ってきましたので、その様子をいくつかご紹介します。

先ず会場となった今井町のご紹介。

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奈良県橿原市今井町は大宇陀の松山よりも早く平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、重要文化財の町家も点在する趣のある街並みです。約700戸の町家は大半が古民家形式のまま残っており、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になります。


そんな今井町会場で印象に残った展示をピックアップしました。

<@重要文化財 旧米谷家>

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米谷家は代々、金具商や肥料商を営んでいたそうで中には立派なカマドが有りました。玄関には、Ms&Mrシュウさんの作品「森に消えた子供たちから町に消えた子供たちへ」という作品が展示されていました。

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「名残」喜田恭臣さんの作品。風に揺れる白い布が存在を示します。

<@大工町筋 河合町家>

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「ここと似た何処か」竹本亜典さんの作品。町家の調度品と作風がぴったりで町家の芸術祭らしい作品でした。

<@細川町家>

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「みらいの欠片」中尾美園さんの作品。二軒長屋の建物の畳や内装を剥がした時の記録が巻物にして展示してあります。ビニールシートや壁材といったリアルが巻物に載って未来へ繋がります。

<@今西長屋>

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「BON VOYAGE」嶋田ケンジさんの作品。文字の大海原にドッグに入っていた大きな船が再び出港します。


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今西長屋はかなり老朽化しています。空き家プロジェクトでは、千葉大の学生たちが2年前から自分たちで改修に取り組んでおり、その様子をイベントとして公開していました。

<今井町の秋祭り>

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この日は今井町の秋祭りだったようで山車が旧い街並みを練り歩いていました。

奈良の秋のイベントとして定着した感のある「はならぁと」。気軽にまちと芸術に親しめるイベントです。来年も楽しみやなぁ。

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