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2023年6月

2023年6月26日 (月)

気分は王様 in和歌山

 和歌山県白浜にある「ホテル川久」といえば、バブル期に巨費を投じて建てられた海外のお城のようなホテルとして有名です。我々も2015年に日帰り温泉で利用した事があり、その時の様子はブログにもアップしています。昔は、◯千万円もする会員権を買える富裕層のみが利用できる会員制リゾートホテルだったのですが、バブル崩壊後一般顧客も受け入れるようになり、最近では宿泊費も射程圏内に入ってきたようなので先日一泊してきました。今回はそんな「ホテル川久」の宿泊者目線でのレポートです。

 


 

<外観と外壁>

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 なかなかイカつい面構えの外観です。屋根瓦は北京の紫禁城で使われているものと同じ「瑠璃瓦」を47万枚使用。上塗りした薬剤によってガラス(瑠璃)のように光が反射するのでその名がついたようです。また、この瓦のなんとも言えない黄色は「老中黄」と呼ばれる色で中国皇帝しか使うことが許されていなかったそうです。今は中国に皇帝は居ないから許可なく使っても大丈夫なのかな??

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 敷地の外壁はイギリスのIBSTOCK社製レンガ140万ピースを組み合わせて作られているそうです。外壁からして工芸品のようでした。外壁がこんな感じなのでホテルがより国籍不明のお城っぽく見えます。敷地内に自家用車で入ると女性のドアマン(ドアウーマン?)が親切に誘導してくれました。

<エントランスホール>

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 荷物を預けてエントランスホールの一角でチェックインを行ないます。チェックインも手際良く、さすがに高級ホテルという印象です。

 ホールでまず目につくのは秀吉ですら驚きそうな黄金に輝く天井。建設当時、フランス人の名工ら3人が厚さ1ミクロンの金箔19万枚を2ヶ月かけて貼ったとのこと。それから約30年後の2020年に「最大の連続して金箔押しされた天井」としてギネス世界記録に認定されました。30年以上の時を超えて、今なお全く色褪せることなく輝き続けているのには本当に驚きです。

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 もう一つ気になるのが「シュトックマルモ」と呼ばれる技法で作られた擬似大理石の柱。これは日本の左官職人さんがドイツで習得して持ち帰った左官技法を駆使して造られています。本物の大理石で継ぎ目なくこのような大きな柱をたくさん造る事は到底出来ないので、これも優れた技術と根気のなせる技です。天井の金箔の艶やかさを際立たせるシックで気品のある蒼色も今なお健在でした。

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 そして床に目を移すとローマンモザイクタイル。こちらもイタリアの職人が一枚一枚手作業で埋め込んで出来たものだそうです。グラデーションの表現も1cm角のタイルの組み合わせで表現されていて、その作業を想像するだけで気が遠くなりそうです。

 贅を尽くせば尽くすほど、見方によれば成り金趣味に見えてしまいがちですが、世界最高の技術や労力を駆使して『歴史に残るものを作りたい』という創り手のエネルギーのようなものを感じるエントランスホールでした。

 

<ラウンジ>

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 入室可能時間の1時間ほど前に着いたのでチェックインを済ませた後、ラウンジでウェルカムドリンクをいただきました。川久のウェルカムドリンクはセルフサービス方式です。ジュース、梅酒、ウィスキー、炭酸水などのドリンクとナッツやチョコのFinger foodが用意されていました。セルフサービスの方が広いラウンジでゆったりとくつろぎながらチェックインまでの時間を過ごせるので良いなと思いました。

 

<客室>

 15時になったので客室へ。ホテル川久の客室は全室がスイートルームです。スタンダードな「川久スイート」を予約するつもりでしたが満室だったので、より大きな「ロイヤルスイート」というカテゴリーの部屋を予約していました。私たちが泊まった120平米ほどある部屋はこんな感じ。

↓ ↓ ↓ ↓  

Roomkasagi

 暖炉のあるメインルーム、シャンデリアが輝く寝室、海の見えるバスルーム、二人分の洗面台があるウォッシュルーム、と全てがゆとりある空間となっています。勿論そこそこ快適ではあったのですが、部屋の趣味が英国なんだかエジプトなんだか、、、😅。

『これは愛人を連れておっさんが来る部屋やなぁ〜』と夫婦揃って苦笑い。ビジネスホテルに宿泊慣れした我々にとっては広すぎたので『また泊まる機会があれば次はスタンダードの部屋で十分やな』っていう事で意見が一致しました。

 

<食事>

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 夕食は上の写真を見てお察しの通りバイキングです。今回、オプションのワインバイキングもつけたので、飲むのと料理を取りに行くのが忙しくてほとんど撮影できていません。(←ということは、写真のほかにも食べたり飲んだりしているという事です😆)
王様のビュッフェ」と名付けられているとおり、バイキング料理といっても寿司、天ぷら、ステーキなどのメインは全てその場で作った出来立てをシェアしてもらえ、味付けも抜かりありません。ワインバイキングは赤・白・ロゼ・スパーリングと種類も豊富で90分飲み放題です。とにかく品数が多くて、いくら食いしん坊のワタシでも全てを制覇することは残念ながらできませんでした💦。

Breakfast

 翌日の朝食もビュッフェバイキングです。なんと朝からすき焼きもあります。海鮮丼は自分で好きなだけ具材をのせて作ります。オムレツとおにぎりは中の具材を指定すれば目の前で作ってもらえます。おにぎりが絶妙な握り具合で美味しかったこと!
前日そんなに食べたのに朝からこれら全部を一人で食べたのかって? モチロンですよ!😋

 

<温泉>

 温泉は撮影不可なので写真なしのレポートです。前回、訪れた後に温泉はリニューアルされており、1階と2階の二つに分かれていて、日毎に男女入れ替わるため宿泊すれば両方楽しめます。1階の「悠久の森」と名付けられた温泉は大浴場と露天風呂があり、大浴場は少しぬるめでほのかに潮の香りがするワタシ好みの湯。露天風呂は少し熱めですが横に水風呂があるので交互に入ると「整う」こと間違いなしです。
2階のロイヤルスパは新しく出来たようで海を見ながらゆったり入ることのできる大きな浴槽とタオル地のガウンをまとってゆったりくつろげるリビングスパが特徴です。男湯は2階のロイヤルスパが2日目だったので、もう少し早起きして時間をかけてゆっくりと入りたかったです。

 

<展示品>

 建物自体も芸術作品のようなホテルなのですが、建物内にはオーナーが蒐集した美術品が展示公開されています。宿泊者はもちろん無料で館内を観て回れるのですが、「川久ミュージアム」として入館料を払えば宿泊者以外も見学することができます。

 1階のエントランスホールには中国清朝の骨董品をはじめ日本の陶芸家の作品、象嵌細工が施されたスタインウェイのピアノ、ホテル創業当時のスタッフユニフォームと一貫して一貫性の無い展示内容です(笑)。共通しているのは各々作者の創造力と技術の高さといったところでしょうか。

 2階の廻り廊下は画廊になっていて陶板の壁にはデッサン画やリトグラフなどが展示されています。しかもその作者は、マルク・シャガール、サルヴァドール・ダリ、ベルナール・ビュフェ、横山大観、平山郁夫 等々。これら名だたる芸術家の作品が、普通のウォールアートのように無造作に飾られていました。しかもこれらの作品も私的使用目的なら撮影OKでした。撮影した作品の写真は著作権を配慮して転載できないのが残念です。

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ある意味、ホテル川久は唯一無二のホテルだと思います。

世界各国の一流職人が匠の技を結集させて作った建物
贅を尽くした調度品の数々
多数展示されている著名な芸術家の作品

これらは宿泊者にある意味で緊張を与え、感性を刺激します。

そんな宿泊者の緊張を和らげるのに充分なのが
心地よい温泉と従業員のホスピタリティ

もう一度、機会があれば宿泊したいな〜と思いました。


なぜなら、
おいしいビュッフェバイキングを全種類制覇できていないもんで。。(そこかい!!)

 

 

2023年6月18日 (日)

音楽で絆を感じる 〜Wedding Party〜

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 思えばキッカケは昨年6月「billboard LIVE osaka」での出来事。息子の婚約者(今の奥さん)のご両親に招かれて渡辺貞夫さんのライブへ行った時のこと。

4月に両家顔合わせを行なったばかりで未だ結婚式の段取りも検討中だったこの時期、両家の目に留まった『Billboard Live Wedding』のインフォメーション。『ほぉ〜!?  こんな舞台で結婚式もできるんや〜。』
二人とも学生時代からずっと音楽に親しみ、川の流れが合流するように同じ合唱団で出会い、結婚することになった二人。一流のミュージシャンがコンサートを行なう華やかな舞台と美味しい料理。これほど二人の披露宴にふさわしい場所は無い!と直感。先方の両親とも『ここで披露宴なんて素晴らしいですよね〜』と意気投合。
帰って即、息子たちに『結婚式はbillboard LIVE osaka でやったら??』と提案しました。(予算など顧みず、かなり無責任なワタシ😅)
後日、息子たちも会場を訪れてすっかり気に入った模様。
 結局、結婚式と親族中心の披露宴は今年2月に春日大社と奈良ホテルで行なったのですが、音楽仲間や職場の皆さんを招いて「Music Festival」として、二人が自分たちで企画した音楽結婚披露宴をbillboard LIVE osakaで執り行うことになりました。

 


 

 イベント当日の2023年6月11日。大雨男の息子のイベントなので、この日の天気も当然、雨☔️。息子は『梅田の地下街につながっている会場で、天気は関係ないから良かったやろ?!』と言うけど、ワタシ達はモグラじゃ無いので地上で生きている以上、地上の天気が関係なくは無いわけで。。。でも、開始前は小雨で、終了する頃には雨も止んでいたので、大雨男が主催イベントの天気としては及第点かな〜。「晴れたも同然」と言っても過言では無い??

 会場は一日貸切。エントランスホールのスクリーンには二人が歩んできた思い出の写真がスライドショーで次々と映し出されていました。

Billboardlive

 午前中のリハーサルを終えて、正午開場で12時半開演予定。
いつものとおり、我々家族は息子から進行スケジュールなど企画内容の詳細は知らされないまま本番突入です。

Openingmovie Openingmovie2

 いよいよオープニング。二人が作成したオープニングムービーには、『参加者の皆さんに音楽を存分に楽しんでもらいたい』というメッセージが込められていました。

Openingact

 オープニングムービーのあと、新郎新婦がマイク片手に合唱曲「マイバラード」を歌いながら入場。伴奏は新婦の大学時代のお仲間です。

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 息子が勤める会社の先輩に音頭をとっていただき、和やかな雰囲気の中で参加者全員で乾杯。

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 続いてウェディングケーキ入刀とファーストバイト。ファーストバイトは2月の披露宴でも行なったので、正確にはセカンドバイトなのですが、食いしん坊の息子は今回もスコップ(関東ではこちらを「シャベル」というらしい)でケーキを頬張りました。

 その後、コース料理をいただきながら、ゲストの皆さんによる余興ステージを楽しみました。「余興」といっても学生時代に音楽を専攻されていた方が多く、ア・カペラや器楽合奏など聴きごたえのあるパフォーマンスをご披露いただきました。

 ゲストの皆さんの余興の後、新郎新婦は一旦退場してその後、2ndステージへ。

Ironaoshi1 Ironaoshi2

 2ndステージのオープニングでは二人揃ってオレンジの衣装に着替えて「美女と野獣」を歌いながら登場しました。新郎の友人の奥様のsaxと新婦の友人のpianoによる素敵な伴奏に合わせた新郎新婦のハーモニーです。
『美女と野獣って、そのままやないかい‼️
とヤジを飛ばしてやろうかと思いましたが、一応ワタシは新郎の父なので自粛💦。

 写真撮影タイムの後はシークレットゲスト3名によるステージです。このシークレットゲストの内容だけは、事前に聞かされていました。なぜなら、シークレットゲストは全員我々親族だからです。

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 シークレットゲスト一人目は新婦の姪っ子ちゃんで、新婦とピアノの連弾で「バタフライ」を演奏してくれました。しっかりした挨拶と素敵な演奏で、会場は大いに盛り上がりました。

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 シークレットゲスト二人目は、新郎の母親、つまりワタシの妻が務めました。妻は念願のbillboard LIVEで歌えるとあって喜びと不安で胸がいっぱい。。。と思いきや、歌前のスピーチでいかに客を笑わせるかを直前まで一生懸命考えていたようです😆。その甲斐あってか、上⚪︎恵美子よろしくナニワのオカントーク炸裂で会場は笑いに包まれ、すっかり客席が温まったところで歌に入りました。(君はお笑い芸人か?!)
 妻が二人のために歌ったのは「ラバーズコンチェルト」。新婦がピアノ伴奏してくれることはあらかじめ決まっていたのですが、我々へのサプライズで息子もギターで加わりファミリーの心温まる演奏となりました。息子は妻にもう少し驚いて欲しそうでしたが、妻は(billboardで歌える感動>息子のサプライズ)だったようで、意外と塩対応でありました😅。かわいそうな息子。。。

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 そして三人目のシークレットゲストとして、引き続き新郎新婦の伴奏に合わせて新郎の妹、つまりワタシの娘が歌いました。どれだけ我が家は歌が好きやねん!というハナシですが、娘は昔から我が家の歌唱力番付トップ(娘>妻>息子>ワタシ)でありまして、この日もSuperFlyの「輝く月のように」を熱唱して、会場から大喝采を浴びていました。

Endingact

 そして、エンディングはコーラス仲間の皆さんがステージに上がり、参加者全員で「Ob-la-di,Ob-la-da」を大合唱しました。

 


 

音楽を愛する二人が、音楽を愛する仲間と一緒に歌ったり、演奏したりしながら祝った音楽結婚披露宴。

コンサートに行ったような、とても楽しい披露宴でした。

エンターテイメントは心の栄養です。

これからも仲間を大切にして、音楽を楽しんでほしいな。

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