応援する季節
先日の楽しかった北陸旅行の帰り道。帰路途中にJR京都駅のパン屋さんでパンを買って橿原神宮往きの近鉄特急に乗り、さらに途中の大和八木駅で近鉄大阪線の特急に乗り換えて榛原へ帰ろうとした時のこと。
榛原駅到着時に気がついた。
『パンが無い。。。』
大和八木駅で乗り換える時、特急の網棚に置いたまま降りてしまったに違いない。榛原駅で駅員さんに確認。
『終点の橿原神宮駅でお預かりしています。』
近頃物忘れが激しくうっかりミスが多いワタシ。1時間かけてわざわざ取りに行くほどのものでも無かったのだが、自責の念で落ち込んだ。。食べ物なので、もし落とし主が取りに行かなければ、そのまま廃棄されてしまうのだろう。
「もったいない」と「悔しい」がワタシを後押しして駅員さんに伝えた。
『橿原神宮駅まで今から取りに行きます。』
先ほど特急に乗って帰ってきた近鉄大阪線を、大和八木駅先着の準急で後戻り。乗客がほとんど乗っていない大阪上本町行きの準急。準急といっても奈良県内は各駅停車。急行なら2駅目が大和八木だが、準急だと6駅に停まる。
テンションMAXダウンなワタシ。ふと前を見ると見慣れないつり革がひとつ。
『ん??』
そういや、近鉄が期間限定でそんなイベントをやっていると車内広告で見たことがある。合格祈願のつり革だ! 折しも受験シーズン真っ只中だものね。できれば『金運招福』のつり革に巡り合いたかったが、欲は言うまい。
『頑張った人が報われますように!』と願いながらつり革を握りしめるアラカン男ひとり。おかげでテンションを持ち直して置き忘れたパンを無事受け取り帰路へ。
周りに乗客が居ないで良かった〜(^-^;
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