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2016年12月

2016年12月18日 (日)

GANZOの名刺入れに感激

 娘にも冬のボーナスが出たらしく『クリスマスプレゼントをあげるから何がいい?』というので名刺入れをリクエストしました。《ブライドルレザーで収容力のある日本製の名刺入れ》という細かい要望に応えて買ってくれたのがこれ↓↓↓↓

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 日本の革製品ブランド「ガンゾ(GANZO)」のThin Bridle名刺入れです。外装は経年変化が楽しめるブライドルレザーが使われています。ブライドルレザーについては以前ベルトを購入して以来、牛革らしい質感・匂い・エイジングする過程が気に入りすっかり虜になって指名しました。

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 内装はショルダーヌメで着色していない革本来の色がGoodです。ヌメ革も使い込むほどに経時変化するので楽しみです。ガンゾは内外装ハイブリッド仕様のブライドル製品を「Thin Bridle」としてシリーズ化しているようです。

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 革の切り口(コバ)にも丁寧な磨きと着色が加えられています。縫製も美しくしっかり縫い上げられています。日本の職人のこだわりが随所に感じられる作りです。

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 製品にはゴールドカード型の1年間の保証書がついています。糸のほつれなどがあれば無償で修理してもらえるのでとても安心です。

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 長く使い続けることを念頭に作られたこだわりの製品。定年まであと3年で定年後も数年働き続けるとしても最後のお勤めまで使えそうです。期待を上回るプレゼントに大感激。娘には散財させましたが、誕生日/父の日/クリスマス兼用のプレゼントだそうなので有難く頂戴しました。ヽ(´▽`)/

2016年12月 3日 (土)

ボランティアガイドと歩く宇陀松山

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 学生時代は歴史なんてホボ興味が無かったワタシ。でも近場に史跡/伝承地の類が多いと俄然興味が湧いてくるから不思議です。上の写真は大宇陀にある「阿騎野・人麻呂公園」に建つ柿本人麻呂の像です。

 秋晴れの11月に宇陀市主催の「ガイドと歩く 宇陀松山」に参加して万葉の歴史を体感した訪問先の一部をレポートします。イベントではボランティアガイドの方に訪問先で紙芝居などを利用してわかりやすく宇陀の歴史を説明していただきました。

<阿騎野・人麻呂公園>

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 柿本人麻呂像が建つ「阿騎野・人麻呂公園」は中ノ庄遺跡(縄文/ 弥生時代〜中世までの複合遺跡で様々な時代の遺構が発掘されている)を埋め戻して整備された公園です。宇陀は飛鳥時代に大和朝廷の狩場になっていたそうで、その中心地区が中ノ庄遺跡周辺だったと考えられています。 遺跡からは住居跡や施設の建物跡が発掘されています。大和朝廷で「狩り」というと宮中行事の薬猟(くすりがり)を指すようで男性は主にロクジョウ(鹿茸:若い鹿の角で強壮、強精、鎮痛などに効果があるらしい)など漢方の薬材を獲り、女性は薬草を摘んだそうです。大宇陀に江戸時代に作られた現存する日本最古の民間の薬草園「森野旧薬園」があるのも、歴史のつながりを感じずにはいられません。672年に起こった壬申の乱で大海人皇子〈のちの天武天皇 〉が吉野を発った直後に通ったのが宇陀吾城(うだのあき)でその中心地区がこのあたりだったと考えられているようです。

<阿紀神社>

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 人麻呂公園から西北西に200mほど離れたところには阿紀神社があります。ここは伊勢神宮に鎮座する前に一時的に天照大神を祀った「元伊勢」のひとつで、能舞台がある神社としても知られています。能舞台では毎年6月中旬に「あきの螢能」が奉納されます。お能は夕暮れどきから始まり、日がとっぷり暮れたクライマックスに合わせて明かりが落とされ螢が闇に放たれる幻想的なイベントです。ワタシはこの「あきの螢能」を観たことがないので、一度鑑賞したいと思っています。

<高天原(たかまがはら)>

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 阿紀神社のすぐ側の小高い丘には「高天原」があります。阿紀神社の最初の社地は有名な又兵衛桜がある本郷あたりの「照巣(テレス)」という場所だったそうですが、持統天皇が照巣からこの「高天原」に移したとされています。「高天原」の地名は持統天皇の別称「高天原廣野姫天皇」にちなんで名付けられました。ここは神々が降臨する古来より最も神聖な場所とされているパワースポットだそうで、そう言われりゃそんな気になるワタシです(^-^;。 亡き夫である天武天皇(大海人皇子)と壬申の乱に帯同して訪れた宇陀吾城を、持統天皇が思い出に浸りながら再訪し高天原に移されたのでしょうか。ちなみに阿紀神社が現在地に移ったのは安土桃山時代だそうです。

<かぎろひの丘 万葉公園>

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『東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ』

 この柿本人麻呂の代表歌は「かぎろひの丘」で詠まれたとされています。
天武天皇と持統天皇の間に生まれた草壁皇子が逝去の3年後、草壁皇子の子である軽皇子(のちの文武天皇)が10歳のとき阿騎野へ狩り出かけた折、随行した人麻呂が詠んだ句です。阿騎野は草壁皇子がよく狩猟に訪れた追慕の地で、東から昇らんとする太陽を軽皇子に、かえりみた月を草壁皇子になぞらえて詠んだと解釈するのが通説となっています。
「かぎろひ」は太陽が昇る1時間ほど前に乱反射しない赤の光だけが東の空を美しく染める現象で、この歌が詠まれた毎年旧暦の11月17日に万葉公園で「かぎろひを観る会」が開催されています。気候条件が揃えば、上の写真の山際が赤く染まるそうです。
※かぎろひの丘から美しい「かぎろひ」を撮影されたBlogを見つけましたのでご参考まで。

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 一方、月はこちら側に見えるそうで、この丘に立って「かぎろひ」と「傾く月」を望めれば、きっと気分は万葉歌人になるんでしょうなぁ。
 歌の解釈もいろいろ有るようですが、阿騎野の地を定点観測して歴史を俯瞰すると、持統天皇の想いのようなものもこの歌の背景にあるような気がします。「かぎろひを観る会」も一度は参加したいんだけど、会社勤めの間は平日の明け方前参加は不可能なので、定年退職後の楽しみにとっておきます。

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 この他、大亀和尚民芸館なども見学し午前中の約2時間半3Kmほどの短い行程でしたが、地元の歴史に親しみ勉強になるとても良いイベントでした。ヽ(´▽`)/

(おまけの一枚)
当日、ハイキング後に立ち寄った大願寺の山門の紅葉。まだ少し早かったのですが、山門を額縁にしてススキと紅葉が絵画のようだったので撮影しました。

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